抜け毛対策!生活スタイル改善7ポイント
ここでは、抜け毛に悩む人がどのようにして、生活を改善すればよいのかを解説しています。ここで紹介していることを続けることで、少しずつ毛髪に良い変化が現れますので、ぜひ試してみてください。
●1.髪の毛に良い食事をしよう
あなたは普段どんな食事をしていますか?髪の毛と毎日の食事は深い関係にあります。
食べないほうがよい食べ物は、脂の多いインスタントラーメン、ハンバーガーやフライドポテト。また、唐辛子などの辛いものも注意してください。さらには、糖分の多い炭酸飲料、缶コーヒー、スイーツやアイスクリームも控えた方が良いでしょう。これらの食べ物は、皮脂の過剰な分泌を促し、毛穴を詰まらせ、髪の毛が弱くなったり、抜け毛の原因になります。
積極的に食べた方が良いものとしては、髪の毛の元となるタンパク質をたくさん含む豆腐、納豆、卵、かつお、まぐろ。髪の毛を作る成分となる亜鉛を含むカキ、わかめ、昆布、ひじき。髪の毛を健康にさせたり、体の新陳代謝を促す にんじん、ほうれん草、ピーマン、トマトなども食べることをおすすめします。もちろん、他の食べ物ともバランスよく食べることが大切です。
●2.お酒を控えよう
もし、あなたがお酒をふだんよく飲むのであれば、注意が必要です。
お酒に入っているアルコールを肝臓で分解すると、有害物質のアセトアルデヒドが発生します。このアセトアルデヒドが抜け毛の原因となるデヒドロテストステロンを増やしてしまいます。健康や頭皮のためを思えば、お酒はほどほどにするべきです。毎日飲んでいる人は、まずは回数を半分に減らすことからはじめてみましょう。
●3.喫煙を控えよう
あなたは、たばこを吸いますか?また、1日にどれくらい吸いますか?もし、ヘビースモーカーであるのなら、髪の毛にかなりのダメージを与えている可能性が高いと言えます。たばこに含まれているニコチンは、血管を収縮させてしまい、動脈硬化を引き起こします。これによって栄養が体全体に届かなくなり、毛髪にも影響を及ぼします。薄毛が気になる、抜け毛が多いと思うのであれば、禁煙を強くおすすめします。
●4.運動をしよう
現代の多くの人は、運動不足と言われています。あなたは、どうでしょうか?デスクワークやパソコンの仕事で一日中ほとんど体を動かすことがない。あるいは、自動車通勤で、ほとんど歩くことがないという人は注意が必要です。
運動をしないことで、心肺機能が低下してきます。そうすると、体内に流れる血液の量が少なくなり、血流が悪くなります。当然、頭皮への血流がよくないことで、行き渡るはずの栄養が届かなくなるということがあります。その結果、抜け毛が増えることがあります。しかしながら、普段の生活でなかなか運動をするのは難しいという場合もあるでしょう。そんなときには、10分だけのウォーキングでも効果があるようです。もちろん、休日などの時間がある時には、ジョギングや水泳などをしてみるのも良いでしょう。しかしながら、いきなりハードな運動をすると、負担が大きく、続けられなくなることもあるので、楽しく運動をしていくように心がけましょう。
●5.髪の毛のファッションに気をつけよう
髪の毛とファッションは切っても切れない関係にあります。でも、知らない間に髪の毛にダメージを与えていることもあります。
まずは、帽子をかぶることについてですが、太陽の紫外線から頭皮を守るという意味では非常に有効です。しかし注意することは、ずっと帽子をかぶり続けることで、頭皮が汗で蒸れてしまうことです。蒸れてしまうと、頭皮に雑菌が繁殖しやすくなり、かゆくなったり、抜け毛が増えることがあります。定期的に帽子を脱ぐ、もしくは、汗を拭き取るようにしましょう。
また、ヘアスプレーやワックスなどのスタイリング剤をつけている場合にも、注意してください。スタイリング剤がずっと頭皮についたままだと、毛穴を詰まらせて抜け毛の原因になります。シャンプーをするときによく洗い落とすようにしてください。
また、髪の毛の染色や脱色は、相当なダメージを与えますので、十分に注意してください。
●6.十分な睡眠をとろう
遊びや仕事に時間を使い、ついつい睡眠時間が短くなってしまうという人も多いでしょう。しかし育毛、発毛を第一で考えるのであれば、睡眠時間の確保はとても大切になります。その理由としては、髪の毛の成長を促進させる成長ホルモンは、寝ているときに分泌されるからです。特に夜10時から深夜2時の間が最も多いとされています。そのため、この時間に寝ている状態がベストと言えます。でも夜の10時に寝るのは難しいという人がいるでしょう。その場合は、最低12時前までには寝るようにしましょう。
●7.シャンプーでの洗い方、ドライヤーの改善しよう
あなたが1日のうちで、もっとも髪の毛に触れるのは、お風呂の時間かもしれません。シャンプーからドライヤーまでの良し悪しが髪の毛の発毛に大きく関係してきます。
まず、シャンプーはマッサージをするようにゆっくり優しく頭皮を洗うようにしましょう。その後はシャンプーをしっかり洗い流すことが大切。実は、シャンプー剤が頭皮に残ってかゆみや炎症を起こしている人は多くいるようです。最低でも1分以上はお湯で流し続けるようにしましょう。
お風呂上がりのドライヤーは、頭皮を乾かすことが目的です。乾いていない状態のままで寝てしまうと、頭皮が濡れたままで、菌が繁殖しやすい状態になり、フケやかゆみの原因になったりします。しかしながら、髪の毛は熱に弱いので、一カ所にドライヤーの風をあてつづけるのは、やめてください。
また、できればシャンプーは一般によく販売されている石油系の成分を使ったシャンプーではなく、育毛を促すアミノ酸系のシャンプーをおすすめします。
生活の改善を意識するだけでも、行動が変わってきます。あなたができることからはじめてみましょう。